2009年08月23日

弱者連合


競争社会において、特定の層がある程度の力を持ってくると、押されている側が手を組むことがよくあります。所謂、弱者連合です。

ただ、弱者連合は、負けるのが世の常です。

最近、民主党をはじめとする野党とマスメディアの協力体制というものは、この弱者連合なのではないかと、思いはじめています。

野党、特に民主党既存マスメディアが協力体制にあるかは、断言できません。
しかし、既存マスメディアの自民党と野党の扱いの差は、おかしいと思います。

例えば、民主党は無駄な公共事業は廃止すると息巻いています。
建設中のダムを視察しては、これは無駄だと気焔を上げています。

ところが、室蘭市にある白鳥大橋について触れているマスメディアを、私は見たことがありません。白鳥大橋は、関東以北では最大の橋でありながら、何故か無料で通れます。建設費は、1,100億円といわれています。室蘭市の人口減少とあいまって、採算の話はどこかへ消えてしまっています。なにせ、日本道路公団が、採算が取れないと運営を拒否したほどですから。

ちなみに、室蘭市は鳩山由紀夫民主党代表の選挙区です。そして、料金の無料化を主張したのは、新党さきがけの幹事長時代の鳩山由紀夫民主党代表です。

ネットで少し調べてみると、こういう事例はいくつも見つかります。
ところが、ネットを使わないと、こういう事例は、まず見つかりません。

野党と既存マスメディアが協力体制にある証拠はありませんが、既存マスメディアが民主党をはじめとする野党に、なんらかの配慮をしていることは、間違いないと思います。

では、既存マスメディアと野党が弱者連合なら、強者は誰でしょう。

私は、現体制と、その一部になったインターネットだと思います。

インターネットは、情報メディアというよりも、インフラというレベルで、普及しています。しかし、インフラといえば、上下水道の整備のように、まだまだ地域格差があります。

インターネットの場合は、地域格差というより、個人レベルでどのように情報を扱えるかということに、大きく依存しています。つまり、既存マスメディアに依存している人と、インターネットを使っている人との情報格差が、大きくなったと思います。

デジタルデバイドというわけです。

この恐ろしいところは、情報格差が誰にも分からないのです。特に、既存マスメディアに依存している人たちには、想像すらできないでしょう。そして既存マスメディアの現場にいる人達は、真綿で首を絞められるような閉塞感を感じていることでしょう。

弱者連合というより、時代の変換期で、古いものにしがみついている方達が、肩を寄せ合っていると言った方が、近いのかもしれません。いや、それこそが弱者連合というべきでしょうか。

今度の選挙で、民主党は勝利するかもしれません。
しかし、それは弱者連合の最後の勝利なのかもしれません。

10年後、振り返ってみると、今度の選挙は、時代の分水嶺の一つという感慨をもつのではないでしょうか。

蒸し暑くて眠れない歯医者の戯言と、笑ってもらえると嬉しいです。


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posted by Jinguzi at 02:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全国紙が朝刊一面で「民主党300議席に迫る勢い」と書いていましたね。既存メディアが信頼に足るメディアかどうかの判断材料になると思います。

ところで、「電話調査」って、あくまでも固定電話相手にやっていると思うのです。携帯電話しか持っていない人の意見はどうやって調べているんでしょうかね。
Posted by ちょ at 2009年08月23日 22:41
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