虫歯は、何故痛くなると思いますか?
これについては、色んな説があります。
ただ、私が実際に患者さんを診るようになって出した結論が一つあります。
お口にトラブルが出る場合は、かなりの確立で、体調が不調になった時に出てきます。風邪をひいたり、疲れがある一点を越えると、痛みが出やすいです。
これは別に、歯に限ったことではありません。
人間の身体で、強い力がかかるところは、疲れが溜まると痛みが出やすいです。
膝が痛くなる。腰が痛くなる。背中が痛くなる。肩が痛くなる。首が痛くなる。偏頭痛がする。
歯は噛む時に、自分の体重と同じくらいの力が架かります。
強い力が架かる構造は、膝や腰と代わらないのです。
言い換えると、『歯が痛くなるのは、歯が痛くなるくらい身体が疲れている』からであるという訳です。
そして、開業してから気がついたことがあります。
景気の変動があると、患者さんの数に変化があります。
歯医者も景気の変動を受けるのです。
具体的には、景気に大きな変動が起こると、その1ヵ月後ぐらいに患者さんの流れがピタリと止まるのです。そして1ヶ月ぐらい、来院する患者さんの数が増えないのです。
この変化を一番明確に感じたのは、リーマンショックの後でした。
リーマンショックから1ヶ月ぐらいしてから、患者さんの流れがピタリと止まりました。
後で患者さんの流れと景気の変換点をチャックしてみると、多かれ少なかれ、この傾向がありました。
おそらく景気の流れが止まったので、仕事が減り『歯が痛くなるくらい疲れなくなった』か、あるいや逆に仕事が増えすぎ『歯が痛くなっても我慢しなければいけない』位忙しくなった人が、大勢いるというわけです。
1月の半ば辺りから、患者さんの流れがピタリと止まりました。
これは、うちだけかと思って、色々な先生に聞いてみました。
少なくとも都内は、多かれ少なかれ似たような状況のようです。
逆算するとおそらく12月の何処かに、景気の変換点があったのでせう。
鳩山不況が始まったのです。
景気の統計数字が出てくるのは、早くても3ヵ月後です。
経済学者が騒ぐのは、3月でせう。
民主党が政権をとってから、不況が来るだろうと思って、色々と手を打っていました。
私の予想だと、3月ぐらいまでは持つと思っていましたが、楽観的過ぎたようです。
多分、麻生政権が決めた補正予算の執行を停止したことが、形になって現れたのでせう。
あるいは、藤井前財務相の無責任な発言の影響といってもいいのかもしれません。
いや、政権交代してから民主党が行った諸政策や大臣達の無責任な発言を考えると、好況になると考える方がおかしいと思います。
1月に可決した補正予算が、効果を発揮するまで時間がかかるでせう。
それも民主党の補正予算が、麻生政権の補正予算と同じくらい効果を発揮するという仮定した場合です。
……今、必要なのは、定額給付金かもしれません(^^;。
今までの不況は、どうにか乗り切ってきましたが、今回は持つでせうか。
本気で自信がありませんが、何とかあがくしかないようです(ToT)。
政権交替なのかもしれない(キリッ
こんにちは。レスありがとうございます。
> 政権交替なのかもしれない(キリッ
真面目に、麻生政権が続いたいたらと、嘆かずにはいられません(ToT)。
名無し様
こんにちは。レスありがとうございます。
>なんでも人のせいにして、自分はしたり顔〜
耳が痛いですねぇ。
今回ばかりは、本気で駄目な気がします(ToT)。