2013年12月08日

がぶりえる君来訪記

11月のある寒い日の朝のことです。

出勤すると、スタッフが青い顔で駆け寄ってきます。

「先生、相談したいことがあります」

何事だろうと、不吉な考えがよぎります。

「一寸、こっちへ」

奥にあるスタッフルームに連れて行かれます。

中には、ダンボール箱が……

頭の中にクエッションマークが渦を巻きます。

そこで、小さな声が響きました。



『みゃー』



えぇ、猫の声です(^^;。

ダンボール箱の中では、黒い子猫が震えていました。

「今朝、出勤してきたら入口の前で鳴いてたんです」

逃げずにヨロヨロと擦り寄ってきたので、保護したそうです。
ちなみに、私の診療所は雑居ビルの3階です。


……そういえば、にもあったなぁ(^^;。


この近所に住んでいる野良猫の仔猫のようです。このあたりを縄張りにしている黒猫がいます。そういえば、前に迷い込んできた仔も黒猫でした。ひょっとすると、あの仔の子供かもしれません。

後で聞いた獣医さんの話だと、親離れに失敗した仔猫だろうと。
自分で餌が取れずに迷い込んできたんじゃないかと。

『この仔を病院に連れていきたいんです』

とスタッフが、思いつめた顔で聞きます。嫌もありません。
そういうことなので、彼女は早退していきました。


……ゆるい職場だと笑ってください(^^;。


その後、獣医さんに連れて行かれ、彼女の家で保護されています。
先住猫は機嫌をそこねているらしいですが、猫好きのお父さんはご機嫌だそうです。

ちなみに、名前はがぶりえるで、雄だそうです。

「なんで、天使の名前を?」
「餌をあげようとしたら、ガブリと噛まれたんで」
「動物のお医者さん……」


……懐かしいネタでした(^^;。


そんな次第で、がぶりえる君は、現在里親募集中です。
ただ、黒猫は里親が中々見つからないそうで、難航しているようです。

見つからないときはスタッフの家で飼うと、猫好きのお父さんが主張しているようです。

何でも、お父さんに一番懐いているとか。


……がぶりえる君に幸多からんことを祈ります。
posted by Jinguzi at 13:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ああ、復活しましたね。おめでとうございます。
生き物は、救ってくれそうな優しい場所を「嗅ぎつける」のでしょう。正しい選択だ。
Posted by 橋場友彦 at 2013年12月11日 07:47
橋場 友彦様

こんにちは。レスありがとうございます。

>ああ、復活しましたね。おめでとうございます。

なんとか、復活しました。今後ともよろしくお願いします。

>生き物は、救ってくれそうな優しい場所を「嗅ぎつける」のでしょう。正しい選択だ。

どうやら正解だったらしく、スタッフの家でぬくぬく暮らしているようです(^o^)。
Posted by Jinguzi at 2013年12月13日 10:45
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